だからこそ、常日頃から自律神経を整える事が大事だと言われるんですよね。
ところがところが、具体的には一体全体どうしていいのか分からないという方も少なくないのではないでしょうか。
分かっていても乱れるのを防げない、分かっていても整えられないのが自律神経のバランスだと言っても過言ではないでしょう。
でも、それも考え方一つで、大きく道を開けるのではないだろうかと私は思います。
そして、この二つの神経の総称が自律神経であるという事なんですね。
すいません、ちょっと偉そうな口調で話してしまいましたが、実際には非常に単純な話なんです。
ようするに、自律神経という名前の神経はどこにも通っていないという事です。
自律神経という神経が通っていない以上、それを乱れないようにするとか、整えるという事など出来ません。
ようするに、交感神経と副交感神経という二つの神経を巧みに使いこなす事、それが自律神経を整えるという事なのであります。
そのためには、まず何より、交感神経と副交感神経の主な働きを知る必要性がありますね。
そして、それらを上手に使いこなす事によって、自律神経の乱れは大幅に防げるのではないでしょうか。
という事で、まずは「交感神経」の方からご紹介致しましょうか。
確かに、この交感神経というのは、活動型の神経で、身体の多くの言動を左右すると共に、緊張を解したり、ストレスと闘ったりしています。
だからこそ、皆さん交感神経イコール自律神経だと勘違いされるのかも知れませんね。
それに対し、副交感神経の方はというと、休息型の神経で、睡眠やリラックスなどを担当しています。
例え交感神経が過剰に働いても、副交感神経も同じだけ働いてくれれば体調良好、自律神経のバランスはいいと言えるでしょう。
自律神経を整える最高の方法は、適度に緊張して交感神経を高ぶらせ、それをしっかりと副交感神経に処理させる事です。
だったら、その分だけ副交感神経を活発にすればいい事なんだから、もっともっと気楽にやればいいんじゃないのっと思われるでしょう。
勿論それはその通りなのですが、副交感神経が活発になりすぎてもまた自律神経は乱れてしまうんですね。
しかも、ストレスと闘い過ぎて、交感神経がダウンしてしまっていたとしたら、尚更の事、副交感神経の過剰反応を抑え、自律神経を整えるのはますます厄介になります。
という事で、関連のブログやサイトで自律神経を正しく知って、早期に正しく交感神経と副交感神経を使いこなせるようになりたいものですね。