そして、突発性難聴の典型的な症状の1つにめまいがあり、激しいふらつきを感じることがあります。
回転性のめまいが始まることが多く、突発性難聴で起きる場合、酸欠に比較的鈍感な三半規管の症状になります。
そして、一時的に詰まった血管の流れが再開すると、突発性難聴のケースでは、次にフワフワした感覚のめまいが訪れます。
いわゆる耳鳴りが残るのは、突発性難聴にとっては普通の経過であり、強いめまいが伴いうことがあります。
基本的に、突発性難聴の場合、片側の耳だけに発生するというのが普通で、難聴にすぐに気がつくケースが多いです。
突発性難聴は、すぐに気がつきやすい反面、高度の難聴が起こっているのに、なかなか気がつかない場合もあります。
そして、突発性難聴になる前には、その予兆として、耳鳴りやめまいなどを伴うことがよくあります。
耳が詰まったように感じることも突発性難聴ではよくあるので、そうした症状がある時は注意しなければなりません。
そして、めまいについては、突発性難聴の場合、患者の約1/3程度に見られることがよくあります。
周りが回転するという回転性のめまいや、雲の上を歩いているような浮動性のめまいを突発性難聴で感じることがよくあります。
突発性難聴で起こるほとんどのめまいは、発症してから、1週間以内によくなると言われています。
めまいと一口に言っても、突発性難聴では、回転性のめまい、浮動性のめまいが起こるので、やっかいです。
但し、突発性難聴では、最初にめまいを伴ったとしても、めまいを繰り返さないという特質がります。
めまいが何度も起こったり、聞こえが良くなったり悪くなるというのは、突発性難聴の症状ではありません。