突発性難聴の後遺症

 

突発性難聴にかかると、それ以前に体調がよくなかったなど、意識できる程度の倦怠感を身体が感じていることがよくあります。

めまいを感じて突発性難聴になると、人の話す声すらも聞こえにくくなり、当たり障りのない返答をするようになります。

いずれにせよ、突発性難聴になってしまった時は、早急に病院へいくことで、引きのばしてはいけないことです。

基本的に、突発性難聴は完治しにくい病ですが、放置すると症状は悪化し、後遺症を残すことになります。

発症後、突発性難聴の場合、遅くても2週間の間に治療しないと、治ることはほぼ絶望的になります。

突発性難聴は、早期治療したとしても、完治する可能性は非常に低く、患者の3人に1人程度と言われています。

そして、残りの3分の1の突発性難聴の患者は改善せず、その他の3分の1は後遺症が残ってしまいます。

どんな後遺症が突発性難聴にあるのかというと、一番よくあるのがやっかいな耳鳴りです。

耳鳴りがそれほどひどくなくても、突発性難聴の後遺症として出てきた場合は、状況次第で症状は悪化する可能性があります。

この突発性難聴の後遺症は、聞こえにくい耳の状況がもたらす、非常に特異な現象の1つと言えます。

ただ、こうした突発性難聴の後遺症がある中、考えなければならないのは、異なる疾患の可能性もあることです。

突発性難聴を治療した後、執拗に難聴の症状が続くようであれば、後遺症とは考えず、精密検査を受ける必要があります。

実際に突発性難聴を克服して、聴力を回復することができても、後遺症が残る場合があります。

めまいや耳鳴りが突発性難聴の後遺症の代表的なものですが、こうした症状は主症状としてもよく現れます。