膀胱炎の放置は危険

膀胱炎はその殆どが急性のもので、比較的容易に罹るかわり、実に容易に治るというのが一つの大きな特徴です。
最初はみんな急性で発症する膀胱炎ですが、放置しておく事によって慢性化するという事です。

しかも、急性時には明らかに出ていた症状が、慢性化すると穏やかになってしまうため、より一層放置状態を確立してしまうんですね。
中には、頻尿や残尿感は年のせいだと思い込み、よもや膀胱炎だったとは、という方も結構いらっしゃるのですから、これでは放置が進んでもしかたありませんよね。

膀胱炎は女性なら多くの方が発症する病気で、確かに風邪のように、抗生物質の服用などにより、1週間もすれば完治します。
症状によっては、薬の服用も指示せず、十二分な水分摂取による自然治癒を促す医師もいる位です。

一旦完治したように見えて、実は放置になってしまう事に裳なりかねませんから、やはりきちんと泌尿器科を受診し、正しい膀胱炎の治療を受けるようにしましょう。

排尿はデトックスでも知られる通り、私たちの生きる基本である新陳代謝を司る重要な部分です。

膀胱炎の放置で一番恐ろしいのが、腎臓への細菌感染の広がりです。
そうなると、発熱を伴うようになり、否が応でも疾患を実感される事でしょう。

その体型や体質から元々尿道に細菌が侵入しやすい上、尿を溜め込みやすい生活環境にある若い女性は特に要注意。
そう、尿意を放置する事によって急性膀胱炎を発症し、そこから慢性化し、腎盂腎炎へと発展して行く事が多々あるのです。

とにかく体の中になんでもかんでも貯め込む事はよくないという事ですね。

という事で、今一度関連のブログやサイトで膀胱炎の初期症状を認識し、放置状態を必ず防げるようにしておきたいものです。