PMSと産後

 

PMSに苦しむ女性の中には、「出産後に症状が酷くなった」と悩む人が本当に多くなっている様です。
なぜ産後にPMSが酷くなるのか、それは「産後に女性のホルモンバランスが変わるから」ということを申し上げておきたいですね。

女性の体はもともと神秘的なもの、その神秘的な症状の一つにPMSも入っていると考えることができるかもしれません。

PMSとは、「月経前症候群」という名前がつくくらいですので、月経前に起きることが解っています。

排卵が終わり、生理の日が近づく前の間にPMSが起きますので、この期間は症状を持つ女性にとってかなりきついものになります。

また、産後にホルモンバランスが大きく崩れてしまっていると、もともとあったPMSがもっと酷くなる場合もあります。

現に、出産を終えた女性がPMSの酷さに「自分は鬱になってしまったのではないか」と思い込んでしまうことも少なくありません。

もともとは穏やかな女性なのに、PMSのせいで常にイライラしてばかりいると、周囲は驚くかもしれません。

PMSがあるために、自分の体が自分のものではない様な感覚に陥っている女性はたくさんいます。

PMSになってしまった女性が周囲にいたら、「イライラしているのは症状のせいだ」と理解をしてあげてほしいと思います。

ただでさえストレスが多い育児と一緒に、PMSのストレスまで抱える様になってしまったら、それは女性にとってとても辛いものになってしまいます。

PMSに理解のない男性が、症状に苦しむ女性を責め、より追いつめてしまうということもありえないことではありません。

男性が思う以上に女性の体はデリケートなのだということを、PMSを通して知ってほしいと思います。

PMSを乗り越えるには、周囲からの理解がとても大切になりますので、その理解を示してあげてほしいと思います。