適応障害というのは、知らず知らずの間に発症してしまっている事が多いので、早めに自分でチェックする事が大切です。
ほら、子供の頃によく冗談半分に、あまり好きではない誰かの顔を見ると体が痒くなるとかって言った事ありませんでしたか。
実はそういう事が冗談ではなく本当に起こるのが適応障害ですから、もしそんな事実があれば、その事自体要チェック&要注意でしょうね。
そして、複数当てはまる項目があれば、一度心療内科か精神科を受診する事が大事だろうと思います。
因みに、発症から3ヶ月もすれば、かなり適応障害の兆候が見え始めていますからね、自分でチェックする事も十分可能だと思いますよ。
適応障害の診断は、専門医でも非常に難しく、事細かにチェックして行って、ようやく明らかにするというのが一般的です。
ただし、鬱病や不安障害のチェックと必ず平行して行なう事がポイント。
何故なら、こうした精神疾患は、共通した症状が非常に多いため、単に適応障害のチェックだけをして、異常ありと見なすのは危険なのです。
いや、勿論異常ありは異常ありなのですが、まあようするに、鬱病や不安障害である可能性も低くないという事ですね。
という事で、自分でチェックする場合も同様に、複数の精神疾患のチェックをいろいろやってみられるといいでしょう。
因みに、適応障害や鬱病、あるいは統合失調症などのチェックポイントは、インターネット上にリストにしたものが多数掲載されていますよ。
分かり安いところでは、就職や進学、あるいは転勤や転校、それに引っ越しなどで、今までとは異なる場所にいる時間が増えたなどです。
特にこうした周囲の環境の変化に巻き込まれ、不定愁訴を引き起こしている時は要チェック&要注意。
鬱病や統合失調症ではなく適応障害である可能性が高く、気合いを入れてチェックするべきでしょう。
そう、誰もがいつ発症しても不思議ではないのが適応障害、普段から関連のブログやサイトでこまめにチェックしておいても決して無駄ではないのです。