小児ぜんそくを引き起こす要因が分かれば、日常生活の中でその要因を排除する対策をとることで発作が起こるのをある程度予防することができます。
例えば、小児ぜんそくの誘因がハウスダストであれば、毎日こまめに掃除することが発作の予防に役立ちます。
でも、小児ぜんそくのアレルゲンを上手くコントロールできなかったり、風邪やインフルエンザをこじらせてしまった場合には症状が悪化してしまうこともあります。
小児ぜんそくで入院治療が必要になる基準は、病院によって少しずつ異なるようです。
その他、小児ぜんそくの中発作があり、点滴を2回打っても改善が見られない場合や、中発作で治療を受けて2時間たっても全く改善しない場合なども入院が考慮されます。
小児ぜんそくの入院治療は主に飲み薬と点滴の投与によって行われます。
小児ぜんそくの重症度にもよりますが、1日に数回点滴を受けることになりますので、じっとしていることのできない小さな子供には辛い日々になりますね。
また、病室に一緒に寝泊りするわけにはいけませんから、小さな我が子と離れ離れになるのは心が痛むものです。
できれば小児ぜんそくでの入院治療は避けたいものです。
小児ぜんそくでの入院は、症状や回復具合によって大体3から10日間となるのが一般的です。
でも、我が子の命には代えられないというのが小児ぜんそくを持つ親心。
しかし、小児ぜんそくの症状が慢性化したり悪化を繰り返したりして入院を年に数回余儀なくされることもあります。
そうなると家計にかなりの負担になりますので、ぜんそく認定を早めに受けて、国や地方自治体の補助を利用したいですね。
また、小児ぜんそくを発症しても軽度であれば加入できる医療保険もあるようです。
小児ぜんそくの入院治療費に苦しむ前に、発症したらすぐに補助や保険について調べて置くようにしたいですね。