ノロウィルスと食事の注意

基本的に、ノロウィルスの感染といういのは、口からの経口感染が多いので、口から摂取する食事というのは注意しなければなりません。
そうしたことから、食中毒によるノロウィルスの感染は多く、特にカキなどの二枚貝類に多く含まれていると言われています。
飲食物を扱う人がしっかりと手を洗い、菌を洗い流すことが、ノロウィルスの予防になります。
そして、調理器具を清潔に洗うこともノロウィルスの予防では大事で、とにかく衛生的に保つことが重要です。
食事に欠かせない食材に関しては、85度以上のお湯で、1分以上加熱するというのが、ノロウィルスの予防の基本になります。

ノロウィルスと食事の関係は密接で、食材に関してはしっかりと加熱して調理することが基本です。
また、ノロウィルスに感染した患者の糞便や嘔吐物の中の細菌が、口から入るとすぐに感染します。
嘔吐、下痢、発熱をともなうのがノロウィルスの症状なので、食事については特にしっかり知識を蓄える必要があります。

ノロウィルスにかかると、食事が喉を通らなくなりますが、その際は思い切って絶食するのが良いとされています。
急激に発症するのがノロウィルスですが、治癒も早いので、少しくらい食事を抜いても、栄養不足になる心配はありません。
つまり、ノロウィルスにかかった時は、食事を抜き、一日、絶食をするといいでしょう。
もちろん、その際、水分は十分に補給することが、ノロウィルスの治療では望まれます。
但し、水分補給の際は、ノロウィルスの場合、冷たい飲み物やアルコールなどは避けなければなりません。
ノロウィルスにかかったら、最初は食事を抜き、その後、回復してきたら、薄いおかゆなどでゆっくりと食事を戻していくといいでしょう。