めまいと吐き気

吐き気とめまい、嘔吐に関連する病気とは多く、同時に倦怠感がある場合は、肝炎や腎不全などが疑われます。
特に、肝炎ウイルスで肝細胞が破壊される肝炎は、めまいで起こる倦怠感や食欲不振と酷似しています。
そうなると、患者自身で判断するのは難しいので、めまいで吐き気が起きた場合は、すぐに医師の診断を仰ぐことです。
腎不全の場合は、めまいや吐き気で起こる倦怠感や食欲不振の他、動悸、息切れ、尿量の減少、多尿などが起こります。
また、めまいや吐き気、嘔吐の症状がひどい場合で、胃腸の不快感がある時は、急性胃炎や十二指腸潰瘍、胃がんが疑われます。
とにかく、めまいや吐き気が起きた時は、病院で検査を受けるのが一番で、病院に行くと安心できます。
よく起こるめまいや吐き気と言うのは、ストレス社会と言われる現代に生きる現代病と言っても過言ではありません。
精神的な病気の症状として一緒に、めまいや吐き気が起こることも多く、うつ病やパニック障害、不安障害と共に現れることもよくあります。
そうした患者は、めまいや吐き気を感じることが多く、寝不足や人間関係のストレスが引き金になることもあります。
ほとんどの場合、めまいには吐き気がつきもので、その理由は、三半規管や耳石器が、揺れや傾きを敏感に感じとるからです。
過剰な情報が大脳に伝えられるために、めまいと共に吐き気が起こりやすくなると言われています。
特に、普段から乗り物酔いをしやすいような人や小さな子供は、めまいがした時に吐き気が起こりやすくなります。
揺れや傾きに身体が慣れていなくて、平衡感覚が未熟な人ほど、めまい起こしたときに吐き気を感じやすくなります。
めまいや吐き気にならないようにするには、三半規管を鍛えると良く、鉄棒を使った前回りやでんぐり返りなどが有効です。