ノロウィルスというのは、非常にやっかいな細菌性の病ですが、症状としては、嘔吐や腹痛、下痢が続きます。
そのため、子供がノロウィルスにかかった時などは、病院で見てもらえる状況になるまで、家で安静にさせてやる必要があります。
特に子供の場合、ノロウィルスに感染した時は、脱水症状には十分気をつけなければなりません。
ノロウィルスに子供がかかっても焦らず、まず落ち着いて様子を見守りながら、症状が安定してきた時点で、病院に見てもらうことです。
残念ながら現段階では、ノロウィルスに効く効果的な薬はないので、子供が感染した時は、じっくりと静養させることが大事です。
子供を静養させている時は、ノロウィルスは非常に感染力が強いので、看病する側はしっかりマスクや手袋をすることです。
また、ノロウィルスは、症状が収まっても要注意で、1週間くらいは細菌が残っている可能性があるので、十分に注意しなければなりません。
今のところノロウィルスには、特効薬がないので、子供が感染しないよう予防が大事です。
子供がノロウィルスにかからないというのが一番なので、苦しい思いをさせないよう、親がきちんと教育することです。
どんな病気の予防でも同じですが、ノロウィルスも例外ではなく、手洗いが予防の基本になります。
ノロウィルスに子供が感染しないようにするには、手洗いが一番で、その際、腕から指先まで30秒以上、しっかり洗わせることです。
普段から手洗いをすることがノロウィルスの最大の予防で、特に料理を作る人は注意が必要です。
子供を看病した時にノロウィルスの細菌が手に付いたまま料理をすると、また家族の誰かに感染することになります。
子供がノロウィルスに感染しないようにするには、学校や幼稚園ではタオルの貸し借りはさせないほうが無難です。