ツメダニの大きさ

ツメダニの大きさですが、大体、0.2〜1.0mmくらいと言われていて、形態的には、触肢が大きく、末端の爪が巨大なものが多いというのが特徴です。
そして、ツメダニは、針状の鋏角をもっていて、これで昆虫やダニなどの皮膚内に刺しこんで、体液を吸います。
家屋内で発生するのが、ツメダニの特徴で、その種類は色々ありますが、大きさはほぼ一定しています。
そのほとんどは、ミナミツメダニによるものだったのですが、他の種類のものでも、皮膚炎が起きました。

ツメダニに刺された瞬間は、痒みも腫れもないのですが、2日くらいすると、皮疹ができます。
また、ツメダニに刺されやすい部位としては、大腿部、上腕部の内側、腹腰部などがほとんどのようです。
ツメダニの大きさは、どちらかと言うと小さい方なのですが、刺す場所は皮膚の柔らかいところで、後がやっかいです。
ひとつは除湿で、部屋自体の冷却が良く、もう一つは刺される場所の掃除機による掃除とシーツ類の洗濯が、ツメダニ対策に有効とされています。

ツメダニの大きさは、小さい方なので、移動能力も比較的低いという特質があります。
ツメダニは、周辺の個体数さえ減らすことができれば、刺されにくくなります。
生殖能力はかなり高いのがツメダニですが、生物としての頑丈さはあまりないので、強い掃除機で駆除すれば、ほとんどは死滅します。
そして、ツメダニ対策としては、増やさない環境と、長時間接触する可能性のある場所を減らすことが何より大事です。
ほとんどのツメダニの大きさは0.5mmくらいで、シャープペンでつけたドット位の大きさと思って良いでしょう。
しっかりと掃除機をかけ、部屋を多湿にしないようにすれば、ツメダニは、殺虫剤を使用しなくても、改善できるでしょう。