逆流性食道炎は薬で治る病気です！なんて、鉄腕アトム君が一生懸命ピーアールしていますよね。
と、その前に、なぞなぞを一つ、井上さんの経営しているお店は何屋さんでしょうか。
答えは食堂なんだけど、この意味が分からなければ逆流性食道炎を理解するのはちょっと難しいでしょうね。
井上さんと食堂の関係、即ち、胃と食道の関係が分かっていただければ、きっと逆流性食道炎についても、すぐにお分かりいただけるのではないかと思いますよ。
つまり、私たちは口から入れた食べ物や飲み物を、一旦食道に集め、そこから胃に送り込んで消化している訳です。
逆流性食道炎という病気がどんな病気であるかと一口で言えば、胃で消化される途中の食物が食道に逆流して来る病気。
ただ、これだけだと、大した事ないようにも思えますが、押し戻された食物が食道内にとどまる事で、様々な不具合を生じます。
ようするに、食道が炎症を起こし、不快な症状を引き起こすという事ですね。
慢性の逆流性食道炎でなくても、時々食べ過ぎたり飲み過ぎたりすると、酸っぱいものが口の中やちょい手前までこみ上げて来る事ってありませんか。
ゲップなんかもそうだけど、あれですよ、あれ、正しくあの症状。
後、脂っこいものを食べ過ぎた時に起こる胸焼けなんかも含め、ああいう症状が連日連夜頻繁に起こったり、続いたりするのが逆流性食道炎の典型的症状です。
そう言われると、思い当たるなぁとか、もしかしたらって思われる方も多いのではないでしょうか。
逆流性食道炎は、ある意味生活習慣病の一種とも言えますから、元々は日本人に少ない病気だと言われていました。
けれど、食生活の欧米化や食事時間の乱れ、暴飲暴食などがすっかり定着してしまった昨今、逆流性食道炎は、日本でも非常にポピュラーな疾患となりました。
後、肥満、これもまた大きな要因になっているらしく、今後定期的な管理が必要不可欠な病気になるだろうとも見られています。
アトム君も言っているように、大抵は薬で治る病気ですからね、放置しないのが第一条件でしょう。
でも、その前に、敵を知らなければなりませんから、関連のブログやサイトで逆流性食道炎についての詳細を調べるところから始めるべきなのかも知れませんね。
