逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎は、その名の通り、胃から消化中の食べ物や胃酸が食道に逆流して滞る病気です。
以前、食堂園で焼き肉を食べ過ぎて、逆流性食道炎になったと下らない事を言っていた友達がいましたが、マジで最近、めちゃめちゃ多い病気なのだそうですね。
だけど、確かに脂っこい物を食べ過ぎたり、お酒を飲み過ぎたりしていると、逆流性食道炎になる確立はグーンとアップするらしいので要注意。
大体の人が食生活の乱れが原因で発症する病気だと言われています。
ところが、この下部食道括約筋の開閉能力が衰えると、いつでも自由に開くようになってしまいますから、逆流性食道炎になりやすくなってしまう訳です。

逆流性食道炎の予防の一つとして、アルコールの摂取を控えるというのがありますが、これはアルコールが下部食道括約筋を緩める成分を持って要るからなのだそうですよ。
後、例えお酒を飲まない人手も、加齢とともにどうしても下部食道括約筋は緩み安くなり、自然と逆流性食道炎になりやすくなるとか・・・。
だから、常日頃から、なるべくヘルシー志向の食事を腹八分目で取るように心がける必要性があるんですね。
そして、それとは別に、逆流性食道炎の原因にピロリ菌の存在が見え隠れしているとも言われています。
ピロリ菌というのは、胃の中に生息し、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こす細菌、最近よく聞く名前ですよね。
実際、日本人は元々ピロリ菌を殆ど持たない民族だったそうです。
なので、逆流性食道炎になる人も少なかったのですが、近年の食生活の欧米化で、ピロリ菌に感染する人が増えているという現実があります。
そして、それに伴い、逆流性食道炎を発症する患者さんも増加しているらしいのです。

逆流性食道炎を防ぐために、あえてピロリ菌を排除しようとしない患者さんもいるとかいないとか。
でも、実際には、ピロリ菌を排除して逆流性食道炎になったとしても、それは一時的なもので、きちんと治療すれば治ります。
それより、ピロリ菌を放置して、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を悪化させる事の方がやっぱりずっと怖いでしょう。
それに、元々欧米人のような脂肪分やタンパク質の多い食事をしていると、どうしても胃酸過多になりやすくなってしまいます。
後、姿勢が悪くても胃の内容物が食道に逆流する可能性があるらしいので、姿勢を正す事も考えた方がよさそうですね。
という事で、やはり関連のブログやサイトで、逆流性食道炎に対する正しい知識を持つ事が重要なのではないだろうかと私は思います。