オメガ3脂肪酸の効果

まず、オメガ3脂肪酸というのは不飽和脂肪酸、または必須脂肪酸と呼ばれていて、身体にとって大切な脂肪酸のひとつです。
脂肪酸って健康に悪そうなイメージがあるのですが、オメガ3脂肪酸は不足がちな脂肪酸なので、しっかり摂取する必要があるんだそうです。
このオメガ3脂肪酸は、青魚やサーモン、また亜麻仁油やごま油などに含まれていてる脂肪酸です。
ちなみに不飽和脂肪酸にはオメガ3脂肪酸の他にオメガ6があるのですが、こちらは一般の植物油になっています。
同じ脂肪酸でも間違ってオメガ3脂肪酸ではなくオメガ6を摂り過ぎてしまうと逆効果になるので注意が必要です。
それでは、具体的にオメガ3脂肪酸を摂取することでどのような効果が期待できるのでしょうか。

オメガ3脂肪酸の代表的な脂肪酸、DHAやEPAには、中性脂肪やコレステロールを下げる効果があります。
高血圧や脂肪肝、動脈硬化や心筋梗塞などの怖い病気にもオメガ3脂肪酸は効果をもたらしてくれます。
アメリカで行われた研究では、薬を投与するよりもオメガ3脂肪酸を投与したほうが効果があったとの報告もあります。

オメガ3脂肪酸はそれだけでなく、花粉症などのアレルギーを緩和してくれる効果もあります。
毎年花粉症に悩んでいる人は、青魚を食べたり、亜麻仁油を使ったドレッシングを使ったりなどしてオメガ3脂肪酸をしっかり摂取しましょう。
そして、オメガ3脂肪酸にはイライラを抑えてくれる効果もあり、抗うつ作用もあるということです。
研究によると、オメガ3脂肪酸が不足している子供のほうがしっかり摂取している子供よりもイライラすることが多いとのことです。
そういえば、魚を食べると頭が良くなるなんて子供の頃に言われましたが、オメガ3脂肪酸を摂取することで記憶力アップの効果も期待できるそうですよ。